後半「6週間目」1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365
1日1ページ→1週間1ブログにまとめ中です。
前編(月〜木)、後編(金〜日)に分けてます!
後半6週間目、残り323日
・金曜/音楽「ルネサンス音楽」
ルネサンス音楽(15〜16世紀末) カトリック宗教改革(マルティン・ルター)の時代
音楽特徴→複数の声楽/器楽パートの均等な組み合わせ→芸術/文学と美的価値観を共有 ルネサンス期の芸術/音楽家は古典期(ギリシア)ローマの理想である愛/快楽/知性/肉体と精神の美/などを重視
ギヨーム・デュファイ(1400~1474) 、 ジル・バンショワ(1400~1460) 最初期のミサ/世俗曲を書く
ジョスカン・デ・プレ(1400~1521) ルネサンス時代最大の作曲家。きわめて感動的なミサ曲、洗練された恋愛歌を書いたことで知られる
ジョヴァンニ・ピエルルイージ・ダ・パレストリーナ(1525~1594)教会で活躍した作曲家 形式面でのルネサンス→バロック時代の橋渡し役となる
・土曜/哲学「アリストテレス」(前384~前322)
「人はみな生まれながらに知ることを欲する」 マケドニア(ギリシア北)に生まれる →アテネのアカデメイア(プラトンの学園)で学ぶ →リュケイオン(自身の学園)を開校
アテネ(前5世紀)の哲学は、修辞/生物/自然科学/など、 多数の領域が含まれる
哲学は正確な順序で学ぶべきと考えた ①論理学=事実がどのように関連しているか 三段論法を発展させる →基本形式の一覧を作る →複雑から基本へ変換する法則をまとめる
②自然科学 『動物(部分、発生、運動)論/気象論/生成消滅論』 自然界を説明する一般原理を導き出す
③実践哲学(倫理/政治学) 倫理=適切な訓練ができるか(人には既に知識があり、それに従って行動するべき)と論じた 政治=市民の幸福な生活のための環境を整えること
アカデメイア学園〜自らの学園を開くまで、のちのアレクサンドロス大王(地中海世界の大半を支配)の家庭教師をしていた
・日曜/宗教「ソドムとゴモラ」
創世記の18/19章
ソドム/ゴモラはヨルダン川流域の町とされている →住民は罪を犯すので神は町を滅ぼす事を考える →アブラハムは正しい住民もいると異を唱えた →神は正しい者が10人いれば町を滅ぼさないと約束 →天使を調査に派遣、ロト(アブラハムの甥)と出会う →天使を自宅でもてなすと、男住民が家に押しかける「お前の所へ来た連中はどこだ、なぶりものにしてやる(創世記19章5節)」と騒いだ →ロトは自分の娘をあてがうも男たちは納得せず →天使は救いようがないと判断し、ロトに家族を連れ町から逃げろ(決して振り返るな)と告げる
町人が実際どんな罪を犯していたかは明記されていない
ユダヤ教 →住民の罪は他人をもてなさない事と考えられている(トーラーではこの物語の直前にアブラハムのもてなしを神が褒める話があるため)
キリスト教(保守派) →住民「なぶりものにする」の発言を性行為の婉曲表現としている。ソドムの男たちは同性愛者で、神は彼らの性的指向を罰したと捉える
英語のソドミー(sodomy)は聖書中の町ソドムを語源としている
(出典)本の詳細とレビューは以下を参照
『1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365』 デイヴィッド・S・キダー
#ブクログ
https://booklog.jp/users/re66/archives/1/B07CG48HYS
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