後半「8週間目」1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365
1日1ページ→1週間2ブログにまとめ中です。
今回は後編(金〜日)3日分です!
8週間目、残り309日
・金曜/音楽「形式」
クラシック音楽で使う場合、楽曲を作曲する際のガイドとなる構成を指す(楽曲の設計図) (1685〜1750年)ヨハン・ゼバスティアン・バッハ 最初にソナタ形式を取り入れる(バロック→古典派時代への移行を示す)
①2部形式(A→B) 楽曲の第1部(A)は主調→転調属調(5度上の調)か平行長調(短調と調号が同じ長調)になる
②3部形式(A→B→A) A(主調)→B(属調/平行長調)→Aが繰り返される
③ソナタ形式(複合2部形式) 提示部(主題を提示)→展開部(作曲家が主題を表現) →再現部(主題に戻り最初と同じ調で終わる)
④ロンド形式(3部形式) アルファベットで表すとA→B→A→C→A→D→A (BCD)をエピソードといって、主要主題であるAを和声+旋律で引き立てている
・土曜/哲学「質料と形相」
この説は近代科学が未成立の時代に自然現象を説明しようとしたもの
(紀元前384〜322)アリストテレス 世界は実体(具体的な個々の事物)で構成されると考えた→文章でいう主語 偶有性(実体が持つ一部の性質)→文章でいう形容詞
(例)死んでも死体は存在し続ける →死ぬと質料は残るが形は変化 「質料(素材)」=実体が変化しても存続するもの(死体)「形相」=質料に形と効果を与える構成(活動)原理
アリストテレスは、実体=質料×形相と考えた。そして自然哲学の著書で、「質料と形相の理論」を用いて多くの自然現象を説明した
・日曜/宗教「モーセ」
物語は出エジプト記で語られる
ヘブライ人は、飢饉によってエジプトに移住 →やがてヘブライ人はエジプト人の奴隷に
ファラオ(王ラムセス二世)が奴隷の子は殺せと命じる →母はモーセを隠し切れず、かごに入れナイル川に流す→ファラオの娘が拾い、自分の子として育てる
モーセは自分の真の出自を知る→エジプト人に殴られるヘブライ人を目撃→このエジプト人を殺害 →逃亡してシナイ半島で40年暮らす
ある日、燃えている柴を見つけるが、その柴は燃え尽きる気配がない 。不思議に思い近づくと、神から「エジプトに戻りヘブライ人を開放せよ」と命じられる
ファラオに開放を説得→拒絶されるが、神は10の災いをもたらす→これにより、ヘブライ人を解放 →その後ファラオは軍勢を率い彼らを追った →葦の海(紅海)に着いたころ、ファラオ軍も追いついた→神は海を左右に分け、ヘブライ人を通しエジプト軍は溺死させた→砂漠を横切り、シナイ山に到着→モーセは山に登り十戒を神から授かる。
(出典)本の詳細とレビューは以下を参照
『1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365』 デイヴィッド・S・キダー
#ブクログ
https://booklog.jp/users/re66/archives/1/B07CG48HYS
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