後半「7週間目」1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365
1日1ページ→1週間2ブログにまとめ中です。
今回は後編(金〜日)3日分です!
7週間目、残り316日
・金曜/音楽「バロック」(1600年〜1750年)
バロック=ポルトガル語で「ゆがんだ真珠」の意味 当時は対比(コントラスト)の時代 →(美術)明暗の色の対比 →(音楽)音の強弱/テンポの緩急の対比
バロック音楽 →複雑なルネサンス音楽の形式を単純化した。のちに →これまでに逆行する装飾過剰な美的構成が特徴となる
(1567〜1643)クラウディオ・モンテヴェルディ 初期バロックを代表する音楽家。『オルフェオ(1604年)』は、演劇/音楽ともに成功した最初のオペラである
バロック音楽は、「伴奏部である通奏低音/低音楽器を組み合わせた演奏」⇄「コンチェルト(協奏曲)風の凝った独奏部」が対話になる構成を基本とする。
メヌエット/ジーグなど各地の舞曲のリズムが取り入れられ、用途の広さ/音量/力強いリズムを強調できる点から、バイオリンが盛んに使われた
バロック時代、オペラの男主役はカストラート(声域を高く保つため思春期前に去勢した男性歌手)が演じた
初期の作曲家 イタリア(モンテヴェルディ) イングランド(ヘンリー・パーセル) フランス(フランソワ・クープラン) ドイツ(ハインリヒ・シュッツ)
盛期の作曲家 →イタリア (1653〜1713)アルカンジェロ・コレッリ (1678〜1741)アントニオ・ヴィヴァルディ 複雑で美しいコンチェルトを書いた →ドイツ (1681〜1767)ゲオルク・フィーリップ・テーレマン (1685〜1750)ヨハン・ゼバスティアン・バッハ 2人は北ヨーロッパ宮廷で教会音楽の巨匠の座を競う
・土曜/哲学「形而上学(けいじじょうがく)」
実在についての問 ①真に存在するものは何か(存在論)、 ②どのようなものか(実体と属性)、に関する学問
存在論 問1.「存在しているものは物質的か、霊魂のような非物質的なものか?」 問2.「何かが存在するとは、どういうことなのか?」
形而上学の共通認識 →事物を実体/属性の2つに大別する考え 属性=実体のあり方。例.シャツは実体、シャツの色は属性である。形而上学の問いは、実体/属性の概念から生じる
問3.「属性は一般的か、個別的か」
一般的 →2つの赤い物(例.イチゴ/バラ)で「赤さ」という属性が存在し、この属性が2つの物によって例化(具現化)されていることを意味する (赤さ→イチゴ/バラ) 個別的 →異なる2属性 ①イチゴに例化された赤さ ②バラに例化された赤さ が存在するという事 (イチゴの赤さ/バラの赤さ)
・日曜/宗教「ヨセフ」
ヨセフはヤコブが最も愛した息子 ヨセフの家族相関は以下を参照👇
https://re66.hatenablog.com/entry/2020/03/02/193626
夢を解釈する不思議な能力を持っていた これに兄達は嫉妬(+兄達が自分にひれ伏す夢を見る) →怒った兄達がヨセフを穴に投げ込む →通りすがりの商人に発見され、エジプトの(侍従長)ポティファルに奴隷として売られる →ポティファルの妻がヨセフを誘惑するがヨセフは拒む→妻は襲われたと濡れ衣を着せヨセフを監獄に入れる
投獄されたファラオの給仕長と出会う。給仕長の夢を聞き、三日後の釈放を告げた(実際に給仕長は釈放) →ファラオが気がかりな夢を見た際に、ヨセフは釈放されて助言を求められた →「エジプトが7年豊作の後、7年飢饉になる」と助言→助言通りになり、ファラオはヨセフを宰相に任じる →飢饉が広まりヨセフの兄達は、食物を求めエジプトへ→兄達を罰するため、弟ベニヤミンだけ奴隷としてとどめ、兄達を追い返そうとした。このとき兄のユダが、ベニヤミンの代わりに自分を奴隷にしてくださいと嘆願 →これを兄達が心を入れ替えた印だと考え、エジプトへ移り住むのを許す →そしてエジプトで、彼と11人の兄弟はイスラエル12部族の祖となる
(出典)本の詳細とレビューは以下を参照
『1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365』 デイヴィッド・S・キダー
#ブクログ
https://booklog.jp/users/re66/archives/1/B07CG48HYS
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